40代のサラリーマンにとって老後資金+節税を両立できるiDeCoは強力な味方です。 ここでは、実際にどれだけ節税になるのか、**年収別・掛金別にシミュレーション例**でまとめました。
🔎 iDeCoで税金がどれだけ軽くなる?基本をざっくり解説
- 拠出時:掛金が全額所得控除 → 所得税・住民税が減る
- 運用時:運用益が非課税 → 分配や売却益に税金がかからない
- 受取時:退職所得控除または公的年金等控除でさらに節税
📊 年収別シミュレーション一覧(所得税率+住民税10%で計算)
| 年収(課税所得想定) | 月掛金 | 年間拠出額 | 約所得税率 | 年間節税額 | 20年間の節税累計 |
|---|---|---|---|---|---|
| 400万円(税率10%) | 2万円 | 24万円 | 10% | 月2.4万円×12=28,800円 | 576,000円 |
| 500万円(税率20%) | 2万円 | 24万円 | 20% | 48,000円 | 960,000円 |
| 700万円(税率23%) | 2.3万円 | 27.6万円 | 23% | 63,480円 | 1,269,600円 |
| 800万円(税率33%) | 2.3万円 | 27.6万円 | 33% | 91,080円 | 1,821,600円 |
※課税所得に対して所得税率+住民税10%で単純計算しています(目安)
📍 実際の会社員Aさん(年収700万円)のケース
- 月掛金:23,000円
- 年間控除:27.6万円
- 所得税率:23%+住民税10%=♡33%
⇒節税効果:27.6万円 × 33% ≒ **91,080円/年(20年で約182万円!)**
参考:SBI証券シミュレーションでも「会社員Aさん 年収700万円 月掛金1.5万円で年間54,700円、累計30年で164万円控除」
📌 iDeCoで節税するコツ3つ
- 掛金は上限いっぱいまで設定(会社員なら月20,000〜23,000円)
- 高年収ほど税率が高く、得られる節税メリットが大きい
- 老後の受取時にも控除がある(退職所得控除 or 公的年金控除)
💡 シミュレーターの利用もおすすめ
ご自身の年収・掛金でリアルな節税額をチェックするのが◎です。
✅ まとめ|40代はiDeCoで賢く節税&老後準備を!
- 掛金が所得控除の対象 → 所得税・住民税をまとめて節税
- 高年収のほど節税額が大きくなる
- 将来の受取時にも控除があり、三段階の節税メリット
- まずは月々20,000〜23,000円から始めるのが現実的

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